エアログラファイト粒子の結晶性向上が力学特性に及ぼす影響
- 2022.12.12
- Current research
中空炭素ナノロッドが放射状に連結してできたシェル構造を有するエアログラファイト粒子は、70%以上圧縮しても元の形状に戻るという非常に柔軟な変形挙動を示すことが過去の研究で分かっていました。ただし、40%以上の圧縮ひずみに […]
大阪大学工学研究科 機械工学専攻平原研究室 /附属アトミックデザイン研究センター量子設計部門量子表面構造設計分野
中空炭素ナノロッドが放射状に連結してできたシェル構造を有するエアログラファイト粒子は、70%以上圧縮しても元の形状に戻るという非常に柔軟な変形挙動を示すことが過去の研究で分かっていました。ただし、40%以上の圧縮ひずみに […]
電子顕微鏡内で物質を加熱・冷却する実験は数多くなされていますが、微細な試料の、特にナノスケールの物質1個の上の狙った場所での温度を正しく測るのは難しい課題です。これまでの電子顕微鏡研究の歴史の中で、物質の相変態を捉えるこ […]
CNTヤモリテープ 自然に生息するヤモリの足裏には、微細な繊維が高密に生え揃っています。個々の繊維の先端が壁や天井などの表面の凹凸に柔軟に追従しながら、自重を支えられるほどの接着力を得ています。この機構を模 した人工粘着 […]
カーボンナノチューブ(CNT)は湾曲したグラフェンからなる円筒状物質です。このCNTが1本レベルでどのように濡れるか、を実験により調べました。 通常、固体表面の濡れ性は、その上に液滴を置いたときの液面と固体表面のなす角( […]
エアログラファイト(aerographite)は、厚さ数nm程度の薄い炭素層からなる多孔質炭素材料です。その密度は2~0.2mg/cm3程度と超軽量でありながら、最大95%まで圧縮した後でも損傷なく元の形状に戻るなど優れ […]
カーボンナノチューブ(CNT)の、直径がナノメートルレベルの内部空間に金属を充填した構造は新たなアプリケーションが期待できます。
濡れ性は,固体間の凝着力や,固液界面での対流伝熱,流体抵抗などを理解する上で重要な要素であり,特にマイクロ・ナノメートルスケールで比表面積が大きくなるにつれ,その影響はきわめて顕著となる.
カーボンナノチューブ(CNT)を1本取り出して加工するには、それを加工するための”ツール”と、加工過程を観察する”目”の選択が重要です。これらも、CNT1本を扱うのに十分な […]